二段階トーナメントとは
多くのアマチュア団体は、年間を通じて全国各地で「選抜大会(地方大会・交流大会)」を開催し、その上位入賞者だけが出場できる「本戦(決勝大会・全日本選手権)」を年に一度開く、という構造を採っています。
つまり、いきなり全国レベルの本戦に出るのではなく、まず地域の選抜大会で結果を出し、出場権(選抜権)を獲得して本戦に進む、という流れです。初出場の選手にとっての入口は、本戦ではなく選抜大会のほうです。
出場権(選抜権)の付与ルール
本戦への出場権がどう付与されるかは団体によって異なりますが、よくあるのは「トーナメントの参加人数に応じて上位何名かに権利を付与する」方式です。たとえば参加3名までは優勝者のみ、5名までは上位2名、人数が多いカテゴリではベスト4・ベスト8まで権利が広がる、といった具合です。
団体によっては、ベスト8からの繰り上げ選出制度や、各クラス優勝者への次年度自動出場権など、独自の制度を持っています。エントリー前に、出場予定の選抜大会が本戦のどの大会につながっていて、どのラインまで入賞すれば権利が得られるのかを確認しておくと、目標が具体的になります。
「権利獲得制」のシリーズもある
団体によっては、複数の公認大会での成績を積み重ねて本戦への権利を獲得する「権利獲得制」のシリーズ運営を行っています。この場合、権利獲得者の名簿が公式に管理・公開され、誰がどの大会で権利を得たかが透明化されています。
また、西日本・東日本でそれぞれ十数大会規模の選抜シリーズを展開し、年間20大会超の中から本戦出場者を選抜する大規模な団体もあります。年間を通じて競技活動の軸にしやすい構造です。
本戦(全国大会)の位置づけ
本戦は、その団体の年間の頂点に位置する大会です。JKJO の全日本選手権が国立代々木競技場で開催されるなど、大型アリーナや競技場が主要会場として使われ、選抜を勝ち抜いた選手が一堂に会します。開催時期は団体によって異なり、年1回開催されるのが一般的です。
本戦の出場資格・部門構成・会場・開催日は年度ごとに告知されるため、最新の募集要項は必ず各団体の公式サイトで確認してください。FIGHT PORT の各本戦ページでは、その本戦につながる選抜大会の一覧も合わせて確認できます。